望む最期を考えるために。

熊本市の取り組みで、終末期や延命治療についての出前講座があります。自治会などの集まりに熊本市の職員が直接出向き、医療器具の使い方などを説明するもので、参加した人からは「延命治療について良く分かった」という意見が聞かれているそうです。

 

延命治療や終末期医療について家族間で話し合うなど、ちょっと前だったら「縁起でもない!」と眉を顰められることが多かったことも、厚労省のガイドラインが今年見直されることもあり、少しずつオープンになってきたかなという印象を受けます。

 

実は2年続けて家族を急死で見送った私。 この経験が言わせるのか、自分のときには命のともしびは消えるに任せてもらいたいと思っています。 誰かの臨終に立ち会った人ならば経験ある話だと思いますが、最後の電気ショックや心臓マッサージは、医療系のテレビドラマで見るより壮絶で、何よりも「家族が死んじゃう」と半分パニックになっていますから、まともな判断なんて出来ません。 「出来る限りお願いします」と私が言ったか他の家族が言ったか、今となっては思い出せませんが、顔色も見る見る土気色になっていくのに耐えられず、その場に立っているのがやっとでした・・・。

 

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一方、もうひとりは本人の信仰から「延命治療はしないで欲しい」と常々言っていたので、ドクターが電気ショックをしようとするのを、「本人が延命を望んでいませんので」と、冷静に対応しました。 もちろん、家族としての思いは「生きていてほしい」ですが、一方では本人の最期の願いを叶えるのも家族の務めという気持ちもあり。 今となっては、延命治療をしなかった判断は正しかったと胸を張れます。 きちんと希望を言っていてくれたおかげで、迷いも悩みも少なく済みました。

 

最初に書いた方の家族も結果として助からなかったので、最善を尽くしてくれた病院関係者の皆様には感謝していますし、「仕方ない」と諦めも点きました。 とはいえ、「こうして欲しい」という希望が分かっているのといないのでは、家族の気持ちの持ち方にも随分と違いがあります。

 

なので、本人が元気なうちに看護士や薬剤師等の有資格者から詳しい話を聞けるのは、本人のライフプランはもちろん、家族にとっても有益なことだと思います。 どこまで治療を受けたいか、きちんと意思表示した方が良いと分かっていても、こうしたことは中々イメージがつかないものです。 熊本市ではささえりあ(地域包括支援センター)や区役所でエンディングノートの配布も行われているので、積極的に利用したいものです。 

 繰り返し何度も言っていることではりあますが、財産やお墓や葬儀のこと以外にも、どんな生き方をしてどんな最期を迎えたいかということを、きちんと見える化して、ゴール設定をすることで家族にも良い影響となります。 

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