延命と尊厳について

「終活」の中に括られるものは沢山ありますが、ここはぜひとも元気なうちに、家族ときちんとしておきたいのが「終末医療」ではないでしょうか?  医療の現場においても、望ましい終末期を模索する動きが出始めたようです。⇒https://mainichi.jp/articles/20180109/k00/00m/040/145000c

 

ご家族を見送った経験のある方ならば、「そうそう!」とご自身の経験を踏まえて納得頂ける話でしょうし、 幾人もの方から「自分が主治医に『もう結構です』と延命を断った」というお話も耳にしています。 その中には「もしかしたらもっと方法があったんじゃないか」と悩みを抱えている方もいらっしゃいます。

 

 

以前お話を伺った中で、とても対照的だったお2人がいらっしゃいます。 ひとりはお父様を亡くした方。 もうひとりは親戚の方を看取った方ですが、先のお父様を亡くした方は、こんなことをおっしゃっていました。

 

心臓マッサージと電気ショックが見ていられなくて、「先生、もうやめて」と言ってしまったけれど、もしかしたら父はまだ生きたかったのかも知れない、って今でも後悔しています。と。

 

 

こういうケースは、周りが幾ら「あなたは充分につくしました。やれることをやり切ったじゃないですか?」と、幾ら慰めても、本人が納得できない限り前を向くことは中々難しいと思われます。  もし、そんな方が周りにいらっしゃったら、ただただお話を聞いてあげてください。 本人は慰めやアドバイスが欲しいわけではないのです。 ベストな選択は、本人が「終末医療に関する希望」を家族や周りの人に伝えておくことですが、 仮に本人の希望通りに出来ても、もしかしたら家族の方で「こうしたかった」という別な思いが出ないとは限りません。 ただ、終末医療に関する本人の希望がしっかりと伝わっている方が、 家族の安心感に差が出てくるのは間違いありません。

 

 それが、次に述べる叔父さんを看取った方のお話です。 病弱でお一人住まいだった叔父さんの、一番近い親戚ということで入院手続きから葬儀、遺品整理まで行った甥御のSさん。 「延命治療はするな、お墓にも入らない」と、常々叔父さんが仰っていたそうで、「自分の思いはもちろん『してあげたかった』こともあります。だけど、叔父の最期の願いを叶えてあげることで成仏できるならと思いましたし、叔父との約束をきちんと守った方が良い気がしたんです」と仰いました。

 

そう、まさに「最期の約束」。 「約束を守る」ことで、残された家族にも安らかな気持ちを贈ることができる・・・そう感じました。

 

 

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