散骨に対するニーズと墓じまいの手順

 お墓に関することは心情的に大変デリケートなことを含んでいます。 

同じ親から生まれたご兄弟であっても、「お墓は絶対必要」「自分たちが元気なうちに(子どもに負担をかけたくない)始末をしておきたい」と意見が分かれるケースも過去にございました。

 

「子どもが小さいうちから、折に触れて墓参りの習慣をつけておくと、子どもたちも『お墓は大切に守るもの』という意識が芽生えますね。と仰る方がいらっしゃる一方で、「お墓は要らないし入りたくない」と仰る方もいます。 その思いは千差万別です。 

先祖代々、連綿と受け継がれてきたお墓を守ることは、長年受け継がれた慣習の中で「当然のこと」とされてきした。 しかし少子化が進み、受け継いでくれる子や孫がいないというご家庭も増えています。 また、2015年時点での生涯未婚率は、男性で23.37%、女性で14.06%となっているように(参照元:http://bit.ly/mikontoukei)、ひとりで生活する人も益々増えています。 これらのことから、お墓を存続させることが難しくなっている方々が増えていると推察出来ます。

そういった場合に「散骨」という選択をする方が増えています。 頂くご質問で多いのが、「改葬許可」は必要ですか?」というものです。

この記事にも書いていますが、 散骨なさる遺骨がどこにあるのか? によって改葬許可申請の要不要が変わってきます。 自治体によって対応が異なりますので、手続きが不安な方はご相談ください(096-288-2679)。

 

まず、遺骨の移動(墓じまいの手順)

まずは、遺骨の引っ越し先を決める必要があります。 お墓から取り出した遺骨の行先として、樹木葬、合同墓、自宅供養、納骨堂、散骨等、幾つかの選択肢がありますが、上にもありますように、お墓に対する思いは千差万別で、家族であっても同じとは限りません。 まずは家族や親せきと良く話し合うことが大切です。

下記に、墓じまいの一般的な手続きの手順を記載しました。


大まかな流れはこの通りですが、細かい具体的な対応は自治体によって異なる部分があります。 

(1)「家族と親類で相談して決めます。」

 

お墓についての思いは、各人で異なります。新しい墓に移すのか、合同墓に入れるのか、散骨や自宅供養を選ぶのかなど、選択肢は複数ありますが、お墓を撤去することに抵抗を感じる人もおられます。 まずは家族と親類に墓じまいしたい旨を相談し、了承をもらいましょう。

(2)「お墓がある市町村役場に相談」

 

お住まいの地域での市町村役場ではなく、お墓がある地域の市町村役場で手続きをします。手続きの書類「改葬許可申請書」を受けとり、段取りや説明を受けます。担当者の名前は聞いておくか、名刺を貰っておきましょう。後日トラブルなどの時に役立ちます。
※注意=遺骨の引っ越し先が「納骨堂や新しいお墓」の場合も考慮して「受入証明書」も一緒にもらっておきましょう。

(3)「お墓の管理者またはお寺に相談」

 

遺骨の行き先を決めなければ、今あるお墓の管理者も墓じまいに賛同してくれません。
遺骨を新しい墓に移すのか、合同墓に入れるのか、散骨や自宅供養を選ぶのかなどの、家族と相談した内容をお墓の管理者に相談し、同時に墓じまいしたい旨を伝えましょう。 お寺によっては檀家が減ることを嫌がられるところがあります。 いきなり本題を切り出すより、まずは管理者ともコミュニケーションを取りましょう。

(4)「改葬許可の申請書の記入⇒お墓管理者の捺印⇒役場へ提出」

 

遺骨を今あるお墓から出すためには、役場からもらった「改葬許可申請書」に必要事項を記入したあと、今度はお墓の管理者へと持っていきます。
そこで印鑑をもらい、役場に提出します。窓口で印鑑を押してもらうと、「改葬許可証」が完成となります。


※注意=遺骨の引っ越し先が「納骨堂や新しいお墓」の場合は「受入証明書」も一緒に窓口に提出する必要があります。

(5)「遺骨取り出し⇒お墓をさら地に⇒散骨(別の納骨堂など)」

 

書類がそろったら、墓石の撤収を墓石店などに依頼します。
撤収作業の日程をお寺などの管理者に連絡、その日に合わせて今あるお墓から遺骨を取り出します。遺骨を散骨や別の納骨堂など移動します。


※これらの手順を守らないと、トラブルが発生する恐れがあるので気をつけてください。

手続きを取る時間が取れない方や、自分で手続きをするのが不安という方は、行政書士等に手続きの代行を依頼されることをおすすめします。

【備考】

 

「お骨壺1つ=1柱」と言う場合があります。
NPO法人 ヒーリングでは、これら全ての流れを専門の先生方に委託して実施することができます。また、途中で管理者やお寺、墓石店などとのトラブルが生じた場合、弁護士をご紹介することもできます。ご高齢の方、遠方にお住いの方には、ぜひご利用頂き、スムーズに廃墓出来るようにお手伝い申し上げます。
お気軽に、お問合せ下さい。 TEL:096-288-2679

墓じまいの手順170227.pdf
PDFファイル 163.0 KB

熊本散骨するなら「NPO法人ヒーリング」にご相談下さい。

毎月開催中の終活散骨セミナーで、散骨に関する情報提供と啓蒙活動をしている団体です。

℡:096-288-2679 Fax:050-3156-3969 (月~土 午前10:00~午後6:00)

終活散骨セミナーへ参加ご希望の方はフォームもご利用頂けます。