預貯金も遺産分割協議が必要です。

2017年9月6日の熊本日日新聞から・・・。

亡くなった母親の預金から、自分の法定相続分だけ先に引き出したいという女性の相談が載っていました。 それに対しての弁護士の回答が次の通りです。

以前は相続預貯金の払い戻しには遺産分割協議をしなくても、法定相続分に応じて対応できる、と考えられていたが、昨年12月に出た最高裁の判決で相続預貯金も遺産分割協議の対象となり、相続人全員で預貯金の解約をする必要がある、と示された、というものです。

これについて、ちょっと不思議だったことがあります。 実務レベルの話では、以前から(私が現役銀行員だった頃)預金の相続が発生すると、司法書士が精査した遺産分割協議書を元に、被相続人の預金を解約する手続きをしてきました。

ですから、「昨年12月の最高裁判決で」という部分で、「あれっ?」と思ったのです。 以前から法定相続分だけの払い出しには応じてなかったけど? と。

しかしながら考えてみれば、今は通帳も店舗もないネットバンクも普及しているので、もし、被相続人となる方がヘソクリ的にネットバンクを利用していた場合、実際の「法定相続分」を、相続人が間違いなく数え上げることが出来るのか、疑問が出てきます。

更に、店舗の無いネットバンクではどうやって「遺産分割協議書」を元に相続預金の解約をするのか、かなり気になります。 そして、「預貯金」が遺産分割協議の対象となるならば、債券はどうなるのか、と、これも気になるところ。 となると、ネットの証券会社も然り。

自分で書いてても段々と、「どれだけ手間のかかる問題」か見えてきました(汗)


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