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高額な預金引き出しは、金融機関によって対応が異なります。

前回の記事に加筆するつもりが長くなりそうなので、記事を改めることにしました。

高額な預金の引き出しの際、金融機関は本人確認を徹底していると書いていますが、この「高額」とは、具体的には幾らの事を指していると思いますか?

実際には、金融機関ごとに異なります。


ゆうちょ銀行の場合は50万円以上の引き出しで、本人来店の上本人確認資料(※1)が求められます。本人の来店が難しい場合は、ゆうちょ銀行規定の委任状を本人の自筆で記入が必要です。 更に窓口に来店した人の本人確認資料も提示を求められる場合があります。 
前回の記事のケースでは、同居のお孫さんが免許証の提示を求められた、と書いていましたね。 そうそう、

「自分は住まいも苗字も同じなので、免許証見せたら済みましたけど、余所に嫁いだ娘さんが管理してる場合とか、どう確認されるんでしょうね?」

と、不思議そうに仰っていたので、私郵便局に訊ねに行ってきました。 

ずばり「任意後見制度」の手続きをお願いしています、とのこと。 キャッシュカードがあれば、日常のお金はATMで引き出し出来ますから、もしかしたらそれで済ませているご家族も多いかも知れませんが。 

他の銀行の例として、私が勤務していた銀行では、100万円以上で(※1)を求めています。 銀行に出向くのが難しい方の場合は、ゆうちょ銀行のような委任状提出ではなく、その預金者がお住まいの地区を担当する行員が直接出向いていたと記憶しています。もしかしたら今は、本人が窓口に行けない場合の、本人確認の取扱い規定が変わっているかも知れません。
100万円以上の引き出しで要確認なのは変わらず、です。 
 
その他、金額の多寡に関わらず、窓口での預金引き出しは本人に限るという金融機関もあります。ここの場合は配偶者名義の通帳であっても、引き出しには応じられないそうです。

いずれにせよ口座をお持ちの金融機関で、「緊急時にまとまったお金を引きだしたい際、いくら以上から本人が来なくてはいけないのか?」「本人が行けない時にはどうしたら良いか?」といったことを一度確認された方が安心ですね。 担当者の名刺を貰うか名前を確認して、時間を取って相談出来ればベストです。(言った言わないのトラブルや、担当者ごとの解釈の違いによるトラブルを防ぐため)

面倒なことなので、つい後回しにしがちですが、事前に確認しておかないと、いざという時にスムーズな手続きが出来ず本当に面倒なことになります。 逆を言えば、口座をお持ちの金融機関がどういう対応をするのかが分かっていれば、万一の際に家族に余分な負担を掛けずに済む対処法が分かります。

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