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銀行口座、幾つ持っていますか?

先日、地元の銀行で新しく口座を作る申込をしました。 以前と比べると、本人確認が厳格になっていることは知っていましたが、「既に口座をお持ちかどうか、確認させて頂きたいのでお名前と生年月日を頂戴出来ますか?」とのこと。

「ここの銀行では作ったことがないと思いますが...」と言いましたが、「もしかしたら、昔、親御さんが作ってらっしゃったかも知れませんし」という返事。もしかしたら振り込め詐欺対策かなあと思いつつも、 確かに、今ほど本人確認が厳格では無かった時代には、祖父母が孫のために口座を作ることも、決して珍しいことではありませんでしたので、窓口の行員さんが仰るのも理解出来ます。

私の記憶どおり訪れた銀行では口座を持っていなかったので、スムーズに手続き出来ましたが、「もしかしたら、昔、親御さんが作ってらっしゃったかも知れませんし」という言葉で思った事があります。

親が作ってなかったとしても、本人がすっかり忘れているというケースもあります。 まぁ、私も他の銀行では「すっかり忘れていた」口座が見つかったことがありますし。 

すっかり忘れているとどうなるか。 例えば、その口座を作ったときと現在の住所が異なっていると、住所の変更手続きをしないといけません。 もしかしたら引っ越しのどさくさで印鑑や通帳を紛失してしまっていることもあるでしょう。 そうなると、住所変更の他、印鑑を変える手続きや、通帳の再発行など、結構面倒な手続きが待っているのです。

そして、大体の金融機関では、10年間お金の出し入れが無かった口座は休眠口座として扱います。 休眠口座については⇒https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%91%E7%9C%A0%E5%8F%A3%E5%BA%A7
休眠口座になると、通常の手続きでは入金も払い出しも出来なくなりますが、取引そのものは記録が残りますので、上に書いたように住所変更等の手続きを求められることがあります。

タイミングによっては、手続きに丸一日その手続きで費やすほどの時間が掛かることもあり得ますので、自分がどこの銀行に口座を持っているか、ぜひ一度整理しておかれることをお勧めします。特に今は、店舗を持たないネットバンクもありますし、証券も手元に保管することをしませんから、猶更。 万一のときには、遺された家族にきちんとお金を渡せるように記録しておくことが必要ですね。