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遺品整理の大変さ

若干、捨て魔が入っている私は「片付く」ことがとても好きです。 よって、テレビ番組も住まい関係のものを見る事が多いです。

そんな中のひとつで、2週に渡って「遺品整理」がテーマとなっていました。 
「朝日放送:住まいのダイエット」

遺品整理。 身内の遺品整理はもちろん、身内じゃないお宅の遺品整理も経験がありますが、モノに対する「思い」のあるなしで精神的疲労度が全く違ってくるものです。 特に身内の場合は急死でしたから、残った遺族も受け止め方がそれぞれで、数年間全く片づけられなかったことを思い出します。

前半週では、断捨離のやましたひでこさんが登場。 「持ち主が亡くなることでモノも死ぬ」と仰っていたのがとても印象的です。つまり遺族は繰り返し「葬る」作業をしなくちゃいけないのかな・・・と考えましたが、であれば、遺された家族の遺品整理の辛さが大体お分かり頂けるかと。

卑近な例で恐縮ですが、我が家の場合は、亡くなった家族が使っていたモノを見ると辛くなるので捨てたい私と、いつまでも身近に感じていたい祖母とで意見の食い違いが起き、それはそれで大変でした。 こんなときに優先すべきはどこになるでしょう? 仮に・・・目に触れるのが嫌で捨てる、そうすると祖母が悲しむ、 うーん、未だに「これが正解!」と明快な答えが自分の中に浮かびませんが。

ちなみに我が家の場合、数年後に引っ越しせざるを得なくなり、「新居で必要なもの」以外は全て捨てました。と思っていても、こっそりと祖母が持ち込んでいたものもありました! もうここまで来ると笑ってしまいますね。


一方で、終活の一環として断捨離に励むという方のお話も耳にします。 本人も好きなもの、必要なものだけに囲まれてスッキリした暮らしを手に入れることが出来ますし、また、万一のことが起きた場合でも、残っているモノが少ないと遺族の負担が随分と軽くなるでしょう。


片付けは体力が必要なのはもちろんのこと、「要る」「要らない」の判断能力も必要な作業です。 遺品整理となると、我が家のように残された家族の間でも意見の食い違いが生じるケースが出てきます。 本人の持ち物であれば、簡単な事であっても、です。 靴底のゴムが傷んでボロボロと崩れていた革靴も「捨てるな」と言われて大変でした(^^;)。 

愛する家族に大変な思いをさせたい人はいらっしゃらないでしょう(と思いたいです)から、 お互いが元気なうちに、円滑にコミュニケーションをはかって頂きたいものです。 中には、維持して欲しいものや残してほしいものをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。 そういったものも、気持ち良く受け継ぐには、やっぱりコミュニケーションが不可欠だなと思います。


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