「デジタル遺品」という言葉をご存知でしょうか? 「遺品安心ナビ」というサイトによると、
パソコンやスマホ、携帯電話などのデジタル機器の中には、使っている本人の情報がたくさん入っています。高齢者の中にも、毎日のようにデジタル機器を使用している人は多いでしょう。今の時代、80歳以上の高齢者でも20%以上の人がインターネットを利用していることが分かっているのです。持ち主が亡くなると、そういった機器は「デジタル遺品」として遺族に残ることになります。
と、あります。 SNSやブログなど、そしてインターネットバンクやネット証券会社等のユーザーID&パスワード、クラウドにあがった写真データや、やり取りしたメールの履歴等々、現代の私たちは、「手で触ることのできない」個人的な情報をたくさん持っています。
もし、自分が急死してしまったら、そういった情報はどうなるでしょうか? プライベートなものだからこそ、家族にも内緒にしている方のほうが一般的ではなかろうかと思います。
しかし、デジタル遺品のトラブルとして、このようなことが現実に起きています。
ご主人がやっていたFXでとてつもない金額の損失が発生したことを、肝心のご主人が亡くなった3日後に知った奥様。あるいは、亡くなった家族が趣味でやっていたブログを残していたら、アカウントを乗っ取られてしまったケースなど。 (「デジタル遺品」が危ない (ポプラ新書 は
3-1)より)
今はデジタル遺品整理専門の業者さんもいらっしゃいますが、そもそも、手で触ることのできないデジタル遺品は、一般的な遺品より見つかりにくいといわれていますので、依頼しようがないということも考えられますね。 こういった問題は、自分が元気なうちには、中々思い至ることはできないことです。 しかしながら、愛する家族を困らせることのないためには、元気なうちに対策が必要ではないでしょうか?
ではいったい、どのような準備が必要でしょうか? DIGIMONO! というサイトでは、 正しいデジタル終活術 のテーマで5回に分けて解説されています。 順番に読み進めていくことで、自分はどんな準備が必要なのか、考えるきっかけになりそうです。
そんな私も、パスワード関係は"Google Keep"で一括保管していますが、自分に万一のことがあったら、誰がそこにたどり着けるかな・・・? と、ちょっと気になりました
人に言うより、まず自分ですね。
ちなみに、ツイッターやFacebook、InstagramなどSNS各社では、アカウント所有者が亡くなった際の対応が異なります。 それぞれの対応について書かれている記事がありますので、関心のある方はどうぞご覧ください→http://karapaia.com/archives/52224588.html
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